スケッチブック

こんにちは、北原 千です。

水彩やアクリルで絵を描くとき、普通の紙ではなく水彩紙を使うことが多いです。

水彩紙にはワトソンやアルシュ、ウォーターフォードなどの色々なブランドがあり、紙によって特徴が違います。

「どの紙を使うか」というのは、とっても奥が深いテーマです。

その一方で「どの状態の紙を買うか」というのも、なかなか頭を悩ませることだったりします。

実は紙というのは、様々な形で売られているのです。

今日は、

  • スケッチブック
  • ブロック
  • ロール紙
  • 切り売り

の特徴をご紹介しますね。

スケッチブック

キャンソンのスケッチブック

スケッチブックは一番目する形ですよね。

水彩紙でなくても、色々な紙がスケッチブックの形になっています。

スケッチブックのメリットは

  • 手軽さ
  • 簡単な水張りもできる
  • 作品ファイルになる

の3点です。

手軽さ

スケッチブックは、水彩紙がリングノートのように綴じられています。

丈夫な表紙と裏表紙が付いているので、下敷きなしに絵を描くことができます

持ち運びにも便利です。

また、切り離して使うこともできるので、外でスケッチして、家で切り離して色を塗っていくこともできます

簡単な水張りもできる

紙に絵を描く場合、よほど分厚いものでない限り、水を使うと紙が波打ってしまいます

それを防ぐためには「水張り」を行います。

水張りのやり方はこちら
水張りのやり方ー水張りテープ&タッカーー

通常の水張りは一枚の切り離した紙で行いますが、スケッチブックであればそのまま簡単な水張りができてしまいます。

簡単な水張りのやり方はこちら
水張りのやり方ー簡易版ー

作品ファイルになる

スケッチブックに作品を描きためれば、それが作品ファイルになります。

丈夫な表紙で守られているので、保存にも向いています。

ブロック

ウォーターフォードのブロック

水彩紙には、ブロックと呼ばれる形で売られているものあります。

ブロックは、裁断された20枚ほどの紙が重ねられていて、四方が糊で固められているものです。

がっちり糊で固められているので、スケッチブックのようにめくったりすることはできません。

ブロックのメリットは、

  • そのまま描ける
  • 水張りが要らない
  • 切り離しが簡単

です。

そのまま描ける

ブロックも、表紙をめくればすぐに絵が描けるようになっています

ただ、二枚目以降に描くには、先に一枚目を剥がす必要があります。

一枚描く→乾かす→剥がす→二枚目に描く
という使い方をするのですね。

水張りが要らない

ブロックの紙は、四方が糊でがっちり固められています。

そのため、絵を描くときに水張りをする必要がないのです

描いている間は紙が波打ったりしますが、乾くにつれて平らな状態に戻っていきます

ただし、完全にピンと張った状態にしたいときは、きちんと水張りすることをおすすめします。

切り離しが簡単

ブロックは簡単に切り離しができるように作られています

紙の四方が糊で貼り付けられていますが、一箇所だけ糊付けされていないところがあります。

そこにペーパーナイフなどを差し込んで、剥がしていきます。

ブロックから紙をはずす

ロール紙

アルシュのロール紙

ロール紙は十メートル近くの長さの紙を巻いたものです。

幅も長さもあって、紙自体が大きいのが特徴です。

ロール紙のメリットは、

  • 安くて大量に使える
  • 大きな作品が描ける
  • 変形サイズも思いのまま

の3点です。

安くて大量に使える

ロール紙は、一度に大量の水彩紙を買うことになります。

もちろん、その分値段が安くなります

水彩紙の中でもアルシュは高級紙として有名です。

  1. ブロック:300gの細目(46x61cm・20枚入り・¥17,496)
  2. ロール紙:同じ種類(1.13x9.15m・¥28,188)

を比べると、ロール紙ならブロックと同じ量の紙を「¥15,299」で買えることになります。

大きな作品が描ける

ロール紙は、紙の幅が1メートル以上あります。

先ほどのアルシュ紙であれば、F80号の大きさまで取ることができるのです。

大きな作品を描きたいときは、ロール紙がぴったりなのです。

変形サイズも思いのまま

ロール紙であれば、自分の好きな大きさに切り出すことができます

三角形の作品を作りたいとき、スケッチブックなどを使うと「三角形は一枚しか切り出せないのに余りの部分が多い」というようなことがあります。

ロール紙なら、複数の三角形が切り出せるうえに、無駄な余りもなくすことができるのです

切り売り

切り売りの紙は、様々な大きさに裁断された紙で、1枚から購入することができます

切り売りのメリットは、

  • 好きなサイズが選べる
  • 大きな作品が描ける
  • 無駄がない

です。

好きなサイズが選べる

切り出しの紙は、色々な大きさで売られていることが多いです。

小さいものから、F30号が取れるものまであります。

ロール紙のように自分で切り出さなくていいので、とても楽です。

大きな作品が描ける

切り出しの紙も大きな作品を描くときに利用します。

あらかじめ裁断されているので、すぐに絵を描いていくことができますね

無駄がない

切り出しの紙のいいところは「無駄が出ない」という点です。

サイズが選べる以外にも「一枚から買える」というのが重要です。

初めてのメーカーの水彩紙って、実際に使ってみるまでどんなものかわかりませんよね。

相性がわからない紙を沢山買うのは、勇気がいります。

切り出しの紙は一枚から買えるので、気になるメーカーの水彩紙を試してみるのにぴったりなのです。

おわりに

今回は、スケッチブックブロックロール紙切り出しの紙をご紹介しました。

目的によって、どれが便利かどうかは変わってきます。

また、水彩紙によってはスケッチブックがなかったり、ブロックが出ていなかったりすることもあります。

お気に入りの水彩紙は、スケッチブックやブロックで買うのがおすすめですよ。

紙を買うのもワクワクの一つです。

楽しんで悩んでみてくださいね!