個展やグループ展を開くことになった。
そんな時はDMを作りましょう。
「ネットやSNSで宣伝する時代にDMなんて……」
と思われるかもしれません。
しかし展示会のDMは「来てもらいたい人に送る」以外の役割も大きいのです。
今回はDMの作り方と、それを使った宣伝方法をご紹介します。
なぜDMを作った方がいいのか
DMの主な使い道は3つです。
- 知人等に配る(送る)
- DMのデザイン画像をSNS等に投稿する
- 会場近くのお店に置いてもらう
2つ目や3つ目の使い方については、後ほど詳しく見ていきますね。
DMに載せたい情報
展示会が近くなり、DMを作るときに載せたい情報は、
- 代表作の写真
- 展示会の名前
- 開催期間
- 場所(住所)
- できたら簡単な地図も
の5点です。
3の開催期間については、
20〇〇年○月○日(曜日)〜○日(曜日)10時〜19時
※最終日は17時まで
というように、日時を書くようにします。
また最終日に搬出があり早い時間に閉める場合は、そのことも書いてあると親切です。
4の開催場所については、郵便番号から記載すると来場する人が場所を調べやすくなります。
他にも、個展・グループ展用のサイトや記事があれば、URLを記載したQRコードを入れるのがオススメです。
おすすめの印刷方法
DMはできるだけ美しく印刷したいものです。
貰った人は、そのDMのデザインを見て行くかどうかを決めるわけですから、クオリティはとても大切です。
綺麗に印刷するには、印刷屋さんに依頼するのが一番です。
自分でDMのデータを作れば、安く印刷してくれるところがたくさんあります。
ある程度の枚数を印刷するのであれば、家のプリンターを使うよりずっとに安く作れますよ。
通常、印刷屋さんに渡すデータは、IllustratorやPhotoshopなどのソフトで作ります。
もし、それらのソフトを持っていなくても大丈夫。
印刷屋さんによっては、PDFやワード・エクセル・パワーポイントで作ったデータでも対応してもらえる所もあります。
DMを作る枚数
「データは作ったし、印刷屋さんも決めた。
さて、いったい何枚刷ったらいいんだろう……」
DMを印刷する枚数は、DMの使い方によって変わります。
- 知人等に配るだけであれば「配る枚数 + 20枚〜30枚(予備として)」
- 置き宣伝(下で説明)に使うのであれば「300枚くらい」
が目安になると思います。
オフセット印刷(きれい)で発注するなら、50枚刷っても300枚刷っても金額はあまり変わりません。
余っても困るものではありませんが、足りないと致命的なので、多めに印刷することをおすすめします。
DMを使った置き宣伝
知人等に配る以外にも、会場や周辺のお店に置かせてもらう、という宣伝方法があります。
会場が貸し画廊やギャラリーであれば、「今後の展示会情報」という形で置くことになっている所も多いです。
また、近くの他のギャラリーや喫茶店など、お店によっては快くDMを置かせてくれます。
地元の人や、自分の作品を全く知らない人が、展示会を訪れるきっかけになります。
積極的にお願いしてみましょう。
開催の1ヶ月前くらいには置いておくとGOODです。
DM画像をSNSに投稿する
DMのデータができたらSNSにも投稿しましょう。
DMは、作品画像や展示会情報が一目でわかるデザインになっています。
SNSに投稿するときにこれがあると、注目度と理解度がアップするのです。
特に人の目は、文字だけの投稿より画像付きの方に吸い寄せられます。
DMの画像を使って、定期的にお知らせしたいですね。
まとめ
今回は、個展・グループ展で使うDMを作る方法と、それを活用した宣伝方法をご紹介しました。
- 代表作の写真
- 展示会の名前
- 開催期間
- 場所(住所)
が入っていればわかりやすいDMになります。
魅力的なDMを作って、大切な展示会の情報をお知らせしましょう!