「絵が上手くなりたい!」
絵を描く人であれば、必ず抱く願いですよね。
絵を上達する方法の一つに「短時間のドローイングを毎日やる」というのがあります。
今回は、30秒ドローイングをiPadを使って行う方法をご紹介します。
30秒ドローイングとは?
30秒ドローイングというのは、モデルを見て30秒で簡単なスケッチを行うトレーニングです。
クロッキーのような感じですね。
30秒という短時間で描くのでスケッチに集中することができますし、10回連続でやっても5分で終わるので、毎日無理なく続けることができます。
POSEMANIACSさんが、人体の3Dモデルをたくさん用意してくれており、30秒ごとにモデルを切り替えてくれます。
ダウンロードしたりしなくていいので、簡単に取り組めて人気なのです。
メリット
30秒ドローイングのメリットは、
- 短時間でできる
- ウォーミングアップに最適
- 人体の特徴が頭に入ってくる
です。
オススメなのが、絵を描く前にウォーミングアップとして取り組むやり方です。
30秒でスケッチしないといけないので、自然と頭がお絵描きモードに切り替わります。
また、毎日やると人体の特徴を手が覚えてきます。
人物を描きたい人には、全身を描く良い練習になりますよ。
iPadでやってみる
iPadとApple Pensilを持っているのなら、iPad上でやるのがおすすめです!
使用アプリ
30秒ドローイングに使うアプリは2つだけ。
- ブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)
- お絵描きアプリ
お絵描きアプリは、ブラウザと並べて2画面表示ができるアプリならなんでもOKです。
私はClip Studio(クリスタ)を使うことが多いです。
クリスタでやる場合は、햘님さんのH ペンのH4のブラシが使いやすいですよ。
準備
iPadで30秒ドローイングをする時は、ブラウザでPOSEMANIACSさんの30秒ドローイングのページを開きます。
その状態でお絵描きアプリを開いて2画面表示にします。
この時、お絵描きアプリは聞き手側に、2/3の大きさで表示すると描きやすいですよ。
お絵描きアプリのキャンバスサイズはA4横、解像度は350dpiを選びます。
Aサイズであれば1枚で3体スケッチできます。
(解像度はなんとなくで選んでいるので、もっと小さくても大丈夫ですよ)
そして、1枚レイヤーを作成したら準備OK! このレイヤーに描いていきます。
やり方
30秒ドローイングのスタートボタンをクリックしたら、ドローング開始です。
30秒経つと自動的に次のモデルが表示されるので、描き終わっていなくても次に移りましょう。
右利きの人はキャンバスの左側、左利きの人は右側から描き始めます。
そうするとA4に3体スケッチできますよ。
3体目を描き終えたら、素早く新しいレイヤーを表示して、さっきまで描いていたレイヤーを非表示にします。
そうすれば、新しいレイヤーに3体描くことができます。
これを繰り返していくと、ドローイングのタイマーを止めることなく描き続けられます。
ある程度描けたらタイマーをストップして切り上げてください。
「ちょっと疲れたかな?」と感じたら終わるのが続けるコツです。
頑張りすぎると嫌になってしまいますからね。
キャンバスを閉じる前に、解像度を350dpi→72dpiに変更して、今日の日付で保存しておきましょう。
何日か後に見返すと、上手くなっているのが分かるので楽しいですよ!
まとめ
今回は、iPadで30秒ドローイングを行う方法をご紹介しました。
必要なのは、
- iPad
- Apple Pensil
- お絵描きアプリ
- ブラウザ
だけ!
片付けがいらないので、パッと開いてササっとやれちゃいます。
iPadを持っていたらやってみてくださいね!