北原 千(きたはら せん)

風景は現実から切り取られ、描かれることにより、もう一つの世界を作り出します。
現実にある風景をペインティングナイフでダイナミックに表現することで、別世界であることを表しています。
また猫には「誰にも従わず自分の世界を生きる」というイメージがあることから、鑑賞者の代弁者として登場させることで物語性が生まれと考えています。

私は平面作品の持つ物語性に興味がありました。 立体作品は「物」であり、作られると同時に現実を構成する要素の一つとなります。
一方で、平面作品は物でありながら、その中に別のシーンが写っています。
物でありながら別の世界を内包する、という矛盾からテーマとして取り組むようになりました。

現在は猫を代弁者としていますが、風景によって適切な旅人は変わってくると考えます。
例えば、海外の景色の代弁者は現地に生息する動物かもしれません。
今後は猫を中心にしながらも、その景色ごとの旅人や物語を模索していきたいと考えています。

主な展示情報

  • 2022 『冬の0号展2022』(京都市・ZINE gallery)中里賞 受賞
  • 2021 『二人展』(京都市)
  • 2019 『クレアシオン』(茨木市)
  • 2018 『joint exhibition』(神戸市)
  • 2017 『二人展』(大阪市)
  • 2016 『ACT ART COM 2016』(新宿区)
  • 2014 『ごちゃまぜ三人展』(京都市)

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